もう数年前に廃業してしまった、夕張の藤の屋。いまだにあのカレーうどんが食べたくてしかたがありません。
最近では鹿の谷3丁目食堂というお店が、「藤の屋直伝」をうたいカレーうどんを出していると話は聞いていました。
久しぶりに夕張に行く機会があったので、行ってみました。

お店は、マウントレースイのホテル前にある「ゆうばり屋台村」に入っています。
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8店舗が軒を連ねる屋台村で、中央の通路を境に4件ずつ並んでいます。各お店はそれぞれ店舗内に客席を持っていますが、通路にある「共有テーブル」では、どこに座ってもどこのお店の物が食べられます。ショッピングセンターのフードコートみたい。おもしろいのがどの店の店員捕まえても、どこの店のものでも注文できてしまうし、お会計もできてしまう。注文すると店員さんが別の店に入って注文を告げるというシステム。店同士の仲が悪かったり、売り上げの良い店と悪い店同士との間でケンカにならないのかと、ちょっと思ったが、余計な心配か。

さて、今回はカレーうどん目当てなので、他のお店のメニューも目にくれず、迷わず注文。
まもなくしてやってきました。
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見た目はあの藤の屋のカレーうどんの色と同じ。うれしいことに器も同じ。懐かしすぎます。しかもなみなみに注がれたつゆ。スタイルは完璧ですね。
早速実食。うどんをいただく前につゆを飲んでみます。懐かしい味がしました。オリジナルのカレーうどんと比べるとほんの少ししょっぱい感じがしますが、今まで「藤の屋の味」をうたっていたカレーうどんのなかで一番オリジナルに近いです。
具もタマネギと豚バラのみと同じですが、若干豚バラが薄いかな。もうちょっと厚い方がいかったです。
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家族全員カレーうどんってのもあれなんで、カミさんは「幸福の黄色いオムライス」をいただきました。なかなか美味しかったです。夕張にこんなコジャレた食べ物があるとは想像できませんでした。
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財政破綻以降、食べ物屋がなくなっていき、夕張で場所がないと思っていましたが、これでしばらくは食べる楽しみができました。
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鹿の谷3丁目食堂 カレーうどん

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