» 2011 » 4月のブログ記事

電柱とその支線が邪魔な件、NTTおよび施工業者を呼び打ち合わせをしました。
「この電柱と支線が邪魔で、家が建てれません。どうにかしてくれ」と訴えるも、「支線を垂直にする方法であれば、電柱から1m位の幅で支線を取るだけですから、邪魔にならないと思います。お安くしておきますよ」ばかりの返答。二言目には金、金で正直腹が立ってきました。

どうにかしてどかす方法はないのかと問い詰めると、あまりいい返事をしません。「隣のアパートの出入りに支障のないところには移せないのか?」と聞くと「うーん、どうだろう、アパートのオーナーさんに聞いてみないとわかりません」と思うだの、わからないだのと連発。

いい加減腹が立ってきて「あんたの推測はどうでもいい、いいか悪いかオナーに聞いてくれ、話はそれからだ!」ということで、確認してもらうことにしました。

結果は案の定「ダメ」でした。理由は防犯上のためとのこと。そう言われるとこちらもそれ以上何もできません。
仕方なく、支線を垂直に下ろす方法で話を進めることにしました。

なんとも腑に落ちません。おまけにお金を払うなんて。この電柱で我が家は何の恩恵も受けていないぞ。ただ邪魔なだけ、自分の土地の前にいつの間にかできた電柱で、どかすのに金がかかるとは。

5月連休明けの着工を目指し、打ち合わせを進めていますが、前回記述したとおり、今回の建築場所はカミさんの実家の土地内に建てます。なので、場所の確保が必要です。
そのためには、ブロック塀の撤去、門柱の移設、植木の移植、飛び石の移動が必要になります。

住友さんも当然、この作業を請け負ってくれますが、少しでもコストを下げたく、知り合いの造園業者にも見積もりをお願いし、決めることにしました。

住友さん(実際は関連会社となる住友林業緑化株式会社)は、事前調査をした後、きっちりと見積もりとして出してきました。対する造園業者は、職人のおじさんと専務と呼ばれるおばさん(夫婦らしい)がきて、いろいろと見ていきました。いろいろ見ていくうちに、解体・移植に加えて「庭作り替えるべ」とかなりアタマの中でイメージが描かれているようでした。
「後日お見積もりをお持ちします」と言っている専務の後ろで、「よし、早速来週からやるべ、早く雪どかさないと移植ができない」とやる気満々になっていました。

後日見積もりが届き、価格を見比べると造園業者が安く、「造園業者にお願いするか~」と改めて返事しようと思っていた翌日の朝、その造園業者の職人が庭の前にいました。なにか調べに来たのかなーと思ったら、雪割りを開始しました!相当やる気のようで、まだ契約してないのにと思いつつも、価格面、人間味のよさで作業をお願いしました。

で、造園前の庭はこんな感じです。

 


造園開始の前の日の写真です。家の中から撮影しました。4月3日だって言うのに雪降りました。
で、4日より2日ほど出張で家を空け、帰ってきたら、こんなんなっちゃいました。

 

右側きれいさっぱりなくなっちゃいました。あっけなく。

で、本日解体作業が行われました。

 

朝から、コンクリートカッターの轟音が鳴り響きます。

 

門柱は、素人的に簡単に考えていました。よっこいしょと持ち上げて移動させると思っていたら、とんでもない。
パズル状に組み合わされた石を一度すべてばらばらに解体し、再度くみ上げるらしいです。そのため、1つ1つにガムテープでマークしているようです。門柱は解体後しばらく、そのままにされ、家が完成した後に組み立てるそうです。ちなみにこの石材は「登別軟石」と呼ばれる物らしく、今では手に入りづらいものようです。

で、こんなんなっちゃいました。

きれいさっぱりです。

後は、この電柱だなー

さて、昨年の秋から始まった家づくり計画ですが、現在まで順調に進んで参りました。
間取り、インテリア、内装、キッチン、お風呂など一通り、金額とにらめっこしながらも決めてくることができました。

が、ここで大きな問題発生!じつは今回の家づくり、建てる場所はカミさんの実家の敷地内に建築します。で、自ずと建てられる場所は決まってくるのですが、その建築予定の場所の前に、とても邪魔な電柱が!

1階部分を駐車スペースにして、当然道路面を出入り口にするわけですが、この支線が出入り口をふさいでしまうわけです。
調べ見ると、所有はNTTとなっています。で、移設できるかどうか住友さんに確認してもらうと、「可能です。ただし有償ですが」との回答。しかも電柱移設については土地所有者(つまりカミさんの親)とNTT側の交渉と言うことで、あまり住友さんが顔を出せる立場にないとのこと。通例で行けばかかる費用を双方で折半、つまり半額負担になるのが一般的と言われました。

んーどうもしっくりきません。自分が土地を見つけ購入し、家を建てようとしたときそこに電柱があって、邪魔だからどいてくれというのは、電柱があるとわかって買ったからある程度自己責任的に費用負担するのはわかります。
けれども、昔からすんでいる土地の前に、ある日突然電柱が立ち(立っているのは土地の前にある市道、つまり市の土地)、邪魔だからどいてくれと言うと、「どいてあげるから、お金ちょうだい」はとても理不尽に感じるわけです。

それじゃ、電柱建てるときに、承諾書などのやりとりはあったのかと聞くと、「そのようなことは通常やらない。建てる際、『土地所有者に対し口頭による説明と承諾は得る』という指導はしている」とまぁなんだかお役所チックな回答と、紙による承諾ではなく、口約束的な承諾を取るという、今時考えられないようなことでびっくりしました。こんなでトラブルは発生してこなかったのだろうか?

そうこう言っても、どかさなければ車は止められないわけで、とりあえずNTT担当者と直接現場にて打ち合わせすることになりました。結果は後日!

と、言うことで、家づくりを決意した訳ですが、正直なところ当初はどんな家にしようとか、希望的なものは何も考えていませんでした。
いざ、営業さんに「どんなお住まいにしましょうか?」と聞かれても、「うーん」と腕を組んでしまいました。

で、前述したとおり3つのキーワード「1階ピロティー」「オール電化」「バリアフリー」を伝え、プランをたてて貰うことにしました。

話はそれますが、住友さんと打ち合わせを始めるに当たって、営業さんと設計士と話を進めていくことになるんですが、まず一番先に話して頂いたことは「自己紹介」でした、「営業部の**です」とかではなく、その人の趣味であるとか、家族構成などプライベートなことを話してくれます。
最初拍子抜けしましたが、このことで「企業-顧客」の関係から一歩踏み込んだ関係になったような気がします。そうですよね、家作っていく上でこっちは「家族が何人で~」とか「こういう生活スタイルで~」とプライベートな部分を明かしながら組み立てていくのに、相手が聞く一方では何となく「壁」がありますよね。

閑話休題
後日、第1回目のプランができたと言うことで、打ち合わせをすることにしました。
「木造3階建て、BF構法」と言うことでした。
3階建てになるなとは思っていましたが、北国特有の混構造による3階建てと思っていました。

1階部分がコンクリート2~3階が木造の混構造住宅。※ちなみに我が家ではありません

木造3階建ての理由としては「長期優良住宅」するためとのこと。よくわかりませんが、安心長持ちで、減税等のメリットがあるそうです。
で、木造3階建ての大きさの強度を保つため、「BF構法」にするとのこと。こちらもよくわかりませんが、通常の家が「柱」で支えるのに対して、ビッグコラム(大断面集成柱)と呼ばれる、頑丈な「壁」で支えるそうです。強度としては阪神淡路大震災の地震レベルを1とした場合に、その1.25倍とか1.5倍の地震にも耐えられるそうです。東北太平洋沖地震が起きたときも「うちわ大丈夫です」と言っていました(津波は別として)。
木質梁勝ちラーメン構造と呼ばれる物だそうですが、とにかく頑丈で柱に縛られないので、設計の自由度があるそうです。

そんな感じで、プランが来ましたが、金額見てびっくり!とても払える物ではありませんでした。
そりゃぁそうです。何も考えず「あれがほしい、こうしたい」と思うがままに言いましたからね。
確かに豪華な家でしたが、当然買えません(;;

逆に言えば、これをMAXと考えて、ダウンサイジングしていけば、理想と身の丈にあった家になっていくのだろうと思い、話を進めていくことにしました。

いよいよ、家づくり計画の始まりです

カレンダー

2011年4月
« 3月   5月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ブログ村

カテゴリー

最近のコメント

カウンター

本日:1  昨日:1
合計:45360