さて、今回の内覧会は階段です。
写真では、普通の階段とそう大した変わらないような感じですが、一段の高さが標準の階段の高さより2~3cm程度低くしています。これは自分の親など高齢者を迎入れたとき、また自分たちが高齢になったとき、少しでも階段の上り下りが楽になるよう低くしました。
わずかな差ではありますが、意外と効果が大きく、我々でも階段の昇降が楽に感じます。2歳になる姫でも自分で上り下りができちゃいます(1回だけ転んでしまって大泣きはしました^^;それ以来階段行くたびに「どんするから、ゆっくりね」が姫の口癖になっています)
【不満なところ、失敗したところ】
段差の調整のせいか、階段中間の折り返し部分の階段の幅が均等ではなく、ちょっと怖いです。なれれば大きな問題ではないですが、高齢者のために」と思って低くした段差の影響で、「怖い階段」になってしまい本末転倒状態(–;)
また、設計段階の図面上ではなかなか階段の幅などがイメージできず、実際出来上がった物をみて「狭い」階段になってしました。幅は手すり部分を含まなければ70cmと狭いです。1階→2階は高さもとれず、大きな家具、家電は階段からの搬入は無理でした。2階のベランダからクレーンによるつり上げをしました。クレーンによる搬入はけっこう¥高いですよ。
2階→3階の途中には窓がありますが、1階→2階には窓がありません。暗いです。日中でも照明を付けないと歩けません。
詳しくはありませんが、開口率の関係上作らなかった気がします。というよりは、設計段階での開口率の話が私には理解できていなかったといった感じです。つまり壁面積に対する窓面積の比率なんですが、あまり考えず「はいはい」と話を聞いていた気がします。
今思えば、小さくてもいいから採光できる窓があれば良かったと感じてます。
図面だけではなかなかイメージしにくい部分がたくさんあるので、うちの例を参考にしてもらえれば幸いです。
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